石田カイロプラクティックオフィス
トレーニング指導とスポーツ障害の調整の記録いろいろ
二軸(常歩)走法での走塁の指導
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まず、白線の上を走ってもらいました。
次に白線をまたぎながら走ってもらい、白線の上を走って行く感覚と白線をまたぎながら走って行く感覚の違いを感じてもらいました。
次に内旋、外旋の違いを説明しました。
白線の上を走ると足が内旋動きになりがちです。
内旋の動きは、初心者の方がスキーを始める時に最初に、はの字で滑る形をイメージして下さい。
はの字では、ブレーキをかける動作です。
次に外旋です。外旋は、逆はの字になりブレーキが効かなくなります。
歩き方、走り方は基本は、一本線の上を歩く走るのではなく、二本の線の上を歩く、走るイメージをしてほしいです。
次は、腕の動きです。
走る時に、手を大きく振る、手を振れと言われた方も多いと思います。
手を振ることに対して一番ありがちな事は、腕を引く事を意識しちゃいます。
ここでは、引く動作よりも押す動作を意識させました。
一番分かりやすいのは、お相撲さんの摺り足動作です。
摺り足では、右足が出て遅れて右腕、右手が押すように出てきます。
この押す動作によって前に行く強さを出していきます。
このような指導を、神戸西リトルシニア(中学生)の選手をふたりにしてきました。
そのうちのひとり(A君)が、どうも走る時に足を引きずりながら走るなって思い、後から聞いてみると、オスグッド病で膝が痛かったみたいで、次に指導行くときは、AK、IRTテクニックをしていきたいと思います。
野球肩(イップス)
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高校時代に硬式野球をしていましたが、監督に、投球フォームを改造されて以来、肩が痛くなり、右腕全体が振れなくなり、投球もできなくなったと来院されたのは、大阪府大東市にお住いの会社員Kさん(18歳)。
早速検査してみると、骨盤は左が上がり、肩甲骨と頭部は右が上がっています。でも、その歪みのために、骨盤が歪み、肩関節の可動域も減少。痛みを誘引しているようです。そしてその根本原因は、ひょっとすると精神的なストレスが原因かも。そこでまず、 IRT(インジュリ・リコール・テクニック)で精神的なストレスの緩和。
次に、骨盤と、肩関節等の調整。そして、投球フォームのチェック。案の定、体に余分な負担のかかるフォームで投げていました。そこで、二軸動作(常歩)を取り入れた投球フォームに改善するように指導すると、数回の施術で、痛みが取れ、投球できるようになってきました。